INTP(論理学者)の特徴、価値観、相性の良いMBTIについて解説

※MBTI公式のコンテンツではなく、ユングの理論と私自身の経験から導いた私個人の見解です
※もちろん絶対的なものではないので、鵜吞みにはしないでいただけますと幸いです
※特に、相性はかなりケースバイケースなので参考程度にしかならないです

タイプダイナミズム

主機能:Ti (内向思考)
補助機能:Ne (外向直観)
第3機能:Se (外向感覚)、Si (内向感覚)
劣等機能:Fe (外向感情)

主機能であるTiを行使してアウトプットを作るために、NとSによるインプットを活用するが、特に補助機能であるNeによるインプットを重用する

Feが劣等機能なので、集団行動における協調性が不足しがち

主な特徴

周りからの見え方:寛容なアイデアマン

Neユーザーなので、多様な考えを探求し、寛容な印象を与える

しかし、主機能はTiであり、その場の雰囲気や同調ではなく論理に基づいた原理原則を内心では重視している

その結果、皆が反感をおぼえるような場面では平然と穏やかなのに、皆が落ち着いて普通に話している話題でいきなり理詰めで強く主張し始めて謎、といった印象を持たれることもしばしば(ISTPもここは似ている)

この集団行動的な部分が同じくNT型かつF型を劣等機能とするENTJとの違いで、ENTJはFeではなくFiが弱いので、共感性が低いが空気は読める

なので、政治、民主主義的なゲームではENTJの方が優位に立ち回れる傾向にある

持っている価値観:難解な謎を解き明かすことが重要

INTJとは一文字違いだが、主機能・補助機能がTiとTe、NeとNiで逆で、この逆が大きな差分を生むので、けっこう違う人間になる

Ni→TeのINTJは、客体そのものより自分の脳内に湧いたインスピレーション起点で、最終的に世界に影響を与えることまで望む

Ne→TiのINTPは、客体そのものに帰属する可能性起点で、自分の中に創造的な枠組み、体系を築くことを望み、実行し世界を変えようとはそれほど思っていない

故に、アカデミックな偉人にはINTPの割合が高い

特に相性の良いタイプ

友人関係:ENTJ(指揮官)

INTPのアイデアを理解し、実行力まで伴うことにおいてENTJの右に出るタイプはいない

ENTJはFiに弱みがあるがINTPは自分の感情を尊重されないことに不快感を感じにくい上、INTPが最も苦手なFeを使ったコミュ二ケーションをENTJはそこそこ得意としているので、隣にいると安心感がある

仕事関係:ESTJ(幹部)

まず、STJ型の管理能力とシナジーが高い

STJ型の中でもISTJよりもESTJの方が相性が良い

なぜなら、ISTJは主機能がSi故にESTJよりさらに強く規律・伝統を重んじるため、INTPと衝突してしまうからだ

恋愛関係:ISFP(冒険家)

まず、恋愛となるとE型はいっしょにいて疲れるので、I型が好ましい

その中でも、主機能がFiなので受容性が高く、INTPと知覚対象が真逆故に刺激的でお互い飽きにくいISFPと相性が良い

向いている傾向にある職業

法律系

変化(法改正や個別具体への対応)を求めつつも自然界の秩序を前提としているので心地良さを感じやすい

投資家

勝つために必須である大量のインプットを1人で飽きずにこなすことができるので向いている

警備員

1人で立っている時間も自分の精神世界の中で楽しめるので向いている

野条 大樹 l Daiki Nojo

野条 大樹 l Daiki Nojo

京大→ベイン→起業
/ 好きな言葉:"You play with the cards you’re dealt …whatever that means." by スヌーピー

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